勤務地　：本社（札幌市）
仕事内容：

1.　PC製品の営業販売

プレキャストコンクリートは、お客様にとって工程の短縮や人件費削減など様々なメリットがあります。施工手順や工程、ご予算など、ご希望に近づけるような製品の提案をします。

2.　お客様への技術提案

ただ単に製品を販売するだけではなく、プレキャストコンクリートを採用するにあたり、お客様のご要望を汲み取り、製品という「ハード」面だけでなく、技術という「ソフト」の側面からもご提案をします。

3.　受注案件のコーディネート

受注が決まれば、お客様とのやり取りの他、社内の業務状況も鑑みたうえで工程に遅れがあれば調整をする、いわばバランサーのような立場となります。

4.　完成までのアフターケア

製品を納品したら終了。ではなく、無事に施工し、建物が完成するまで密に連絡を取り合い、問題が起こればすぐに対応できるような体制を整えます。
他の業種の営業とは少し異なり、いわゆる「飛び込み営業」はほとんどありませんが、お客様にご提案したものが製品や建物という形となり、お客様に満足いただけることにやりがいを感じます。

1.　作図

作図するものには、大きく分けて2種類あります。
・設計図
設計図(設計図書)はその建物の基本であり、あらゆる分野の基準となります。私たちは、専門であるプレキャストコンクリートの工事範囲について設計協力という形で、そのような設計図書を仕様書や法令に適合する図面を作図していきます。
単なる「サブコン」と「お客様(デベロッパー、設計事務所、ゼネコン)」の構図ではなく、プレキャストコンクリートの総合メーカーとして、フラットな立場で私たちの持つノウハウを共有し、建物の基礎を共に作り上げるイメージです。
現在、このような設計協力は実務の2割程度を占めています。
・施工図
設計事務所の作成した設計図と、施工管理会社の施工図に従い、自社の製品を製作・施工するための図面です。立面図から詳細図まで、不明瞭な点がないよう情報をまとめていきます。
お客様に提出する図面の他、工場で製作するための製品図、金物図などもあります。

2.　構造計算

もちろん適当に作図しては、建物の倒壊や破損に繋がりかねません。建築基準法や関係法令、施工管理会社の仕様書のほか、厳しい自社基準を満たすような設計条件を設定し、製品や金物が設計条件の要求性能を満足させることを確認していきます。具体的には、耐風性能、耐震性能、層間変位追従性能、水密性能、などの観点で構造計算を行います。
社内でもくもくとパソコンに向き合うイメージの強い設計職ですが、外出の機会も少なくありません。出来上がった製品の検査の際には工場へ出向き、お客様と共に仕上がりを確認します。
また、一人での作業は多いものの、お客様はもちろん、他部署とのコミュニケーションや、スケジュール管理も重要な仕事です。
自分の作製した図面が現実に建物となる姿は、何よりのやりがいと言えます。

1.　金物の発注工事現場で使用する金物の数量をリストを基に管理し、金物業者へ発注します。

2.　施工要領書・作業手順書の作成

作業にあたり、施工・監理会社へ提出する書類の作成を行います。

3.　現場での安全・工程・施工管理

1.　製作の段取り・発注

設計部で作成した図面をもとに、製作工程を作成し、資材の発注や型枠製作の依頼をします。

参照する主な図面は製品図ですが、施工図を併せて読み取り、設計部での間違いや漏れがないかを確認する、ダブルチェックの作業でもあります。

2.　型枠資材の受け入れ

型枠が完成したら、工場に運び込み、セットします。この時に型枠の状態や寸法を詳細に確認し、図面通りの製品が出来るかどうかを判断します。

また、資材が十分にあるかどうか数量を数え、管理します。

3.　打設前検査

図面を基に型枠を組み立てた後、鉄筋を配置し、金物の位置や鉄筋のピッチ等の寸法を検査します。検査に合格すると、ようやく型枠にコンクリートを流し込むことが出来ます。

1.　製品や資材の保安業務

日々生産する製品や資材等の保安計画により所定位置への配置や保管を指示・監督します。

2.　製品の出荷

工事現場の製品取付工程を確認しながら、出荷日に合わせトラックを手配、積込作業を指示・監督します。

3.　施設・設備の維持管理

設備計画により各種設備の定期検査・メンテナンス等を専門業者と打ち合わせし発注し、生産設備の維持管理を行います。